気候大異変

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今回は、松浦さんから、気候大異変についてお話していただきます。

佐藤浩二さんの残したDVDが見つかり、私は2006年のNHKのドキュメンタリー「気候大異変 第2回 環境の崩壊が止まらない」を視聴しました。その内容は次のようなものです。

温暖化で海の温度が高くなると、海で上昇気流が生まれて、そのかわりに陸は下降気流になります。下降気流の所では、雨が降らないので、陸の雨が減り、陸地が乾燥します。このまま温暖化が進むと、2100年には南米のアマゾンが砂漠になると地球シミュレータで予測されています。実際に降水量の減少は始まっていて、アマゾン川で水が減って干上がったり、スペイン等で小麦の生産が3分の2になったりしています。温度変化があれば、農業で最適な植物が変わるので、リンゴの木を切ってミカンに植え替えるようなことをしなくてはいけません。そうすると木が育つまでの間は農家に収入が入らないので、生活が農家は苦しくなります。

また、気温が上がると今までその土地に無かった病気が広まることがあります。熱帯にはデング熱という病気があり、ネッタイシマカという蚊によって広まります。冬の平均気温が10度を超えると、この蚊が冬に死ななくなるので、デング熱が広まります。台湾ではデング熱を警戒して、患者が見つかると、周辺に殺虫剤を散布しています。このまま気温が上がると、九州や四国にもこのデング熱が広がる可能性があります。

また、気温が上がると、氷河が溶けて、海の水が増えて、海面が上がり、水没する島が出てきます。キリバス・ツバル・モルディブのような、島国では国土が丸ごと水没することが懸念されています。地球全体では、2億6000万人が住む場所を失い、環境難民になることが予想されています。「気候大異変 第2回 環境の崩壊が止まらない」で放送されたのは、以上のことです。

WS000010.JPG首都圏や山梨で大雪が降り、本当に温暖化しているのか、疑問に思う方もおられると思いますが、温暖化によって寒冷化が起こるという予測があります。温暖化で海の温度が上昇すると、その場所の上昇気流が強くなり、地球全体の風の流れが変わります。風の流れが変わると海の流れである海流が乱れて、遅くなります。海流が遅くなると地球全体の温度調節が上手くいかなくなり、極端に暑い場所や寒い場所、雨が降りすぎる場所や雨が降らなくなる場所が出てきます。また風の流れが変わると、今まで暑かった所に極地の寒い空気が流れ込んで気温が下がったり、逆に熱帯の暑い空気が流れ込んで気温が上がったりします。

首都圏や山梨での大雪は、このような気候変動の一部だと考えれば、説明がつきます。気候変動による大雪なので、関東で大雪が降るのも今回だけで終わりとは限りません。天ぷらを食べていて大雪が降った事に気づかなかった総理大臣もいることですし、今後、災害が起こった時に、政府が助けてくれるか分かりません。大雪で、交通が麻痺したり、停電が起こったりしますので、政府に期待せずに、前回の放送で紹介したグッツなどを揃えて各自、災害に備えておいた方が良いでしょう。


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