背水の陣 本来の意味

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今回は、本来の意味とは違った解釈で広まっている、背水の陣についてご説明していただきます。

背水の陣とは、現在一般には退路が無いので必死になって努力して、何でも成し遂げる感じの意味で使われていますが、本当はそうではありません。元々の語源は項羽と劉邦の戦いで、当初項羽軍に対して劣勢であった劉邦軍が、反転攻勢をかけて形成を逆転した、せいけいの戦い(井陘の戦い)が基になっています。

せいけいの戦いでは劉邦軍は戦上手の韓信率いる3万に対し、項羽軍は30万の大軍で、山がちな所に城があり、麓に平野と川が広がっている地域でした。劉邦軍は軍勢を3つの部隊にわけました。1つは川を渡り、川を背にして平野に陣を張る、文字通り「背水の陣」をとって項羽軍の大軍を城からおびき寄せる陽動部隊。2つ目は大軍が出払った隙を見計らって山伝いから城を攻略する、韓信が直接指揮する精鋭部隊。そして3つめは韓信の部隊に付き添いつつ、精鋭部隊が城の正門を攻略後すぐに大量の劉邦軍の軍旗を掲げて「大軍で城を陥落させた」ように見せかける部隊でした。

作戦は的中し、背水の陣を取った部隊に項羽軍が殺到します。劉邦軍は戦が弱かったので通常なら撤退するところですが、背後が川なので撤退できず、この時は必死になって逃げずに戦い抜き、時間を稼ぐことに成功しました。その間に精鋭部隊は城の正門を陥落させ、すぐさま大量の劉邦軍軍旗を門の上に掲げました。全面の敵に苦戦している項羽軍30万の軍勢は、背後の城の様子をみて「城が大軍で攻め込まれた」と判断して算を乱し、背水の陣で展開している劉邦軍の追撃を受けて総崩れとなり、劉邦軍は勝利を収めました。

背水の陣は、一般に云われる単なる精神的なスローガンでは断じて無く、敵を引きつけて拘束する陽動部隊と、別動の精鋭部隊と宣伝部隊の3つがセットになって互いに連携している「必勝を期す高度な作戦」であることを特に強調しておきたいです。

現代日本での戦は今、行われている東京都知事選挙のように「選挙戦」です。私は、福島第一原発に関する情報公開を行い、自律分散型エネルギーを推進する立候補者を支援する政治団体を、今年2月下旬に立ち上げますのでこのやり方を応用したいと思います。

この政治団体の活動は、今ご紹介した「背水の陣」、すなわち陽動部隊と精鋭部隊、そして精鋭部隊に追従して旗を振る部隊で挑み、統一地方選挙で必勝を期したいと考えています。陽動部隊は、小泉元首相が地方選挙で脱原発を公約とした候補を、徹底支援することを表明していますので、小泉元首相のもとに集まる人達です。精鋭部隊は私たちが推薦する立候補予定者の政治団体です。旗を振る部隊は、政治団体が今後開催予定の試食会や試乗会などのイベントに多数集まり、動員力があることを見せつける人達です。その集まった様子をネットで流せばさらに効果的で、ライバルの政治家に対して大きなプレッシャーをかけることができます。

イベントでは人が多数集まりますので、参加者の宿泊先や待ち合わせ場所、スケジュール表の作成配布など案内誘導を行うスタッフの方が必要となりますので、今回募集しています。このスタッフの仕事内容は、選挙で直接戦うわけではありませんので、安全でリスクは低く、資格が要らないためどなたでも出来る上、勝ち目のある有力者とつながりができますので、万一の時の保険にもなります。スタッフ希望者の方は、2月4日までに、こちらメールフォームからお申し込み下さい。

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