2013年8月アーカイブ

今回は新軍操練所で開催する、自立分散型エネルギーの説明会のご紹介です。

新軍操練所とは、分散型エネルギーの普及と分散型エネルギーを防災に役立てることを目的とした教育機関です。分散型エネルギーとそれを使った防災を普及させるために、様々な器材を使った実験を行っています。


なぜ今、防災をするのかですが、気候変動と地震の活動期に入ったことで、今後、災害が増加する事が予測されます。最近でも、島根で集中豪雨が起きて鉄道橋が落ちたり、大阪の高槻市で落雷による大規模停電が起こりました。今後は、富士山が桜島のように噴火したり、東南海大地震が起こったり、放射能やPM2.5が広がったり、消費税などの増税でお金が無くなった時に、シリア等の戦争が拡大して、ガソリンが何倍もの値段になったり、気候変動によって熱波や寒波が来ることが予想されます。そんな場合でも、個人や集落や会社などで、独自の水車や太陽電池などの発電設備を持っていれば、災害に強くなります。災害時に電気や水道が断絶した場合に備えて、家庭や病院や学校などに、発電や蓄電の設備、その電気を使った設備を用意しておくことを考えております。その説明会に来て頂ける方を募集しています。

論より証拠ということで、分散型エネルギーに興味を持った方は、説明会でそれらの設備を実際に見て判断してください。説明会は月に2回行います。その1回は、放射能を気にせず野菜や果物を作れる、西日本最大の水耕栽培を見学できる場所を使います。そこでは、西日本の米、野菜、お茶の販売所もあり、メガソーラ、プラグイン電気自動車の充電所、天然温泉などもあります。もう1回は次回の放送で説明いたします。説明会に来て頂ければ、新軍操練所の実験船であるブルーノアの3D映像、プラグイン電気自動車を使った防災についての3D映像をご覧いただけます。現在は3D映像の器材は普及していませんが、視聴に必要な器材を用意しておりますので、3Dによる驚きの体験が可能です。

説明会で興味を持って頂けた方は、月に1度開催される、新軍操練所の実験船ブルーノア号の体験会にご参加いただけます。お申し込みはこちらまでお願いします。



今回の放送は、日本の現状と未来です。

コミケは入場者数がとても多いので、午前中から会場に入ろうと思えば、会場前で早朝から並ぶ必要があります。そこで私達は当日、上野駅前のコンビニに集合して、そこから始発の電車で会場に向かう事になりました。当日の朝、早朝の上野駅前を歩いていると、歩道で寝ていた初老の男性に声をかけられました。酔っぱらいでしょうか?変な人に絡まれるのも嫌ですし、何より待ち合わせ場所へ向かっている最中でしたので、そのまま待ち合わせ場所のコンビニへと向かいました。

ところが、待ち合わせ場所に到着しても、まだ誰もメンバーが集まっていません。携帯電話でメンバーに集合場所に着いたと連絡を入れた後、コンビニ前でメンバーを待っていると、突然、見ず知らずの誰かが声をかけてきました。どうやら先ほどの男性のようです。

「すみません、お兄さん、私、先週、派遣を首になって、何も食べてないんです。100円で良いんで恵んでもらえませんか?お願いします、神様。」

と、お腹をおさえながら私に話しかけてきます。どうやら乞食に物乞いをされている状況のようです。しかし、いったいどうするべきなのか?何と言って断るべきなのか?対応の仕方に困って少しの間、固まっていると、偶然そこに通りがかった若い男の人が、私に向かって、ダメダメお金あげちゃ駄目だよ、という感じで手を振って、ジェスチャーしてくれました。私も、ただで人から恵んで貰っていると、この人は余計に駄目になると思って、お金は差し出しませんでした。私に恵んでもらえない事が分かった男性は、その辺の歩行者に片っ端から声をかけ始めます。

「本当に何も食べてないんです。100円でいいんで、恵んで下さい、お願いします、神様。」

しかし、どれだけ声をかけても、彼は誰からも助けてもらえませんでした。この男性は他のホームレスに比べて、身なりが比較的きれいでしたので、もしかすると本当に、つい最近仕事を首になって、路上生活を始めたばかりだったのかもしれません。生活保護の支給額が減っているので、失業者の食生活に影響が出ていると思います。日本の財政が悪化しているため、パンとサーカスが維持できなくなっているようです。厳しいですが、これが日本の現状です。

それでは、今後、経済的に追いつめられた人々の未来は、いったいどうなるのか?というと、今後も誰にも助けてもらえません。利権団体と貧乏人との関係は表裏一体だからです。利権団体は多数の貧乏人から搾取することでお金を得ています。ですから貧乏人がたくさん死んでしまうと搾取の対象を失いますので、貧利権団体は貧乏人は共倒れとなります。何もしなかった人達と既存の政治家や利権団体は相打ちで潰れます。それが日本の未来です。


メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

今回は司馬さんから、南海トラフ大地震と富士山の噴火がもたらす被害についてお話していただきます。

南海トラフを震源域とする大地震は100年から150年の周期で発生すると言われています。1854年の安政東海地震が起こってからすでに150年以上が経過しており、いつ東海地震が起こっても不思議ではありません。南海トラフ地震では東海から九州までの太平洋沿岸の広い範囲で大きな被害が出る可能性があります。地震の揺れや津波によって、沿岸部に集中している発電所が破壊され送電網もズタズタになりますから大規模かつ広範囲にわたる停電が発生しま す。石油コンビナートも沿岸部にありますから、地震によってコンビナートが破壊されれば石油不足によって停電が長期化する恐れもあります。また通信インフラの麻痺や交通網の麻痺といった事態も当然起こってきます。

富士山については近年、噴火の兆しが見られます。歴史的にみても1707年の「宝永大噴火」は、東海・東南海・南海地震が連動した宝栄地震のあとに起こってます。南海トラフ地震と相前後して、富士山の噴火も目前に迫っているという状況です。富士山噴火が起きた場合は、火山灰による被害が問題になってきます。最近の予想では2センチ以上の火山灰がふってくる地域は 東京や神奈川の全域、千葉の半分ほどまでにもおよぶといわれています。火山灰は電子機器や送電線を損傷しますから、これによって停電が発生したり、情報通信網 が麻痺したります。電気で動く電車や新幹線も止まります。

富士山噴火にしろ南海トラフ地震にしろ、電力や通信の途絶、移動手段や輸送手段の崩壊が発生しますので、その二次的な結果として食料や水の不足、医療の麻痺、 行政や警察機能の麻痺といった事態を招くことになります。防災対策のかなめになるのは電力の確保です。電気があれば通信機器を動かして情報を交換することができるので生存の確率が高まります。また電気によって医療器機を動かすことにより最低限の医療を確保することもできます。夜間に照明があれば精神的に安心できるし、犯罪発生の予防にもなるでしょう。

重要なのはその電力を各個人・各家庭で準備しておくことです。また災害時の避難所となる学校や、住民の健康を守る病院や診療所、行政や治安維持のために必要な役所や警察署などの要所要所にも電力が必要です。電力会社から供給される系統電力は、このような広域災害のときにはあてになりません。リチウムイオン電池やフレキシブルソーラーパネル、プラグインハイブリッ ドカーなどの自立分散型エネルギーによる発電・蓄電の手段を備えておき、いざという時に使いこなせるように平素から十分に訓練しておくことが必要です。


メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

今回は福島原発の現状と汚染水の問題に着いて、高橋さんから語っていただきます。

最近、取り沙汰されているのは、汚染水の問題ですね。汚染水が漏れているというような事を散々指摘されていました。遅ればせながら東電の方でも認めたというような形になっています。今度、遮水壁を作ったは良いんですが、漏れないように遮水壁を作りますと、内側に汚染水が溜まってそれが地表に溢れたら、泥沼野のみたいな状態になるんじゃないかと、そうすると福島原発の基礎の部分が浮いてきてしまうんじゃないかという事も心配されます。この汚染水の問題も、元を正せば福島原発が蓋をされていない、漏れっぱなしだというところに一番の問題があるわけです。そこの元を絶たない事には、漏れて来たものをいくら事後的に対処しようと思っても、いたちごっこになるだけだ。というのが今の現状だと思います。

事故処理というものをどう進めていくのかという事が、非常に重要な問題なんですが、そもそも事故処理って可能なのかという事が問題としてあります。当事者である東京電力が投げているような印象があります。東京電力にそれだけのリーダーシップが持てるんだろうか?という事が懸念されるわけですね。じゃあ東京電力には任せておけないとなった時に、国だったらやれるのか?事故処理ができるのか?といいますと、こちらの方も私は甚だ怪しいと思います。

今回、鹿児島の桜島が史上最大の噴煙を上げた、という報道がありましたけれども、富士山の噴火が危ぶまれていたりしますね。南海トラフの大地震とか、東日本大震災の余震だってまだあるかもしれません。首都圏直下型なんて事も言われております。そういった自然災害が起こった場合は、事故処理とか災害処理に当たって、国の財政だって破綻するかもしれません。二次的に今の福島の事故処理すら出来なくなってくる可能性すらあります。

そうしますとまず、災害が起きるものだ、と想定して、首都圏とか福島近辺に済む人は、避難できるような心構えとか、避難先の確保が必要になってくるのではないかと思います。大変な被災者が発生しますので、怪我とか健康被害が出てきます。そういう時に医療が機能しているという事が、非常に重要になってきます。

先日私は、佐藤さんを偲ぶ会に参加しまして、そこで経済アナリストの藤原直哉さんとご一緒させて頂く機会がありました。藤原さんと医療は災害時医療、防災医療という観点から自立分散型のエネルギーというものをどうやって構築していくかと、いうことでお話をさせていただきました。

医療というものは非常に電気を必要とします。電気がなければ医者がいてもなかなか役に立てません。災害時には電力インフラも麻痺する可能性があります。ですので、自立分散型のエネルギーというものを少しでも機能させるようにして、それが医療とか公共の福祉に結びつくような形で、生かせるように準備していきたいなぁと思っているところです。


メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

外国の事で言うならば、いよいよ日本の時代なんでしょ。この世界の中で、これだけグローバル化した経済が全体行き詰まっている訳です。やっぱり日本の果たすべき役割というのはすごく大きくて、覇権ではなくて、世界を地球を宇宙をどうするというような発想で生きていくこれが日本の昔からの伝統ですから、やはりそこに立ち戻って行くんだろうと思います。戦いをしても戦争をやっても、今、全く効果がない時代なんです。どの国も問題を解決しようとして戦争をやるんです。しかし、戦争を一旦始めると全然解決がつかなくなっちゃって、終わらない戦争になってしまうんです。ですから時代は本当に変わっていきますね。佐藤さんが考えておられた水素エネルギー、これ確実に出てくるでしょう。これは決定打ですよね、エネルギーの。これは出てくるでしょう。だからあんまり危険な重金属、放射性物質を使わないでも、エネルギーちゃんと取れるんですよね。

ですから今のゴチャゴチャとしたものが、切り替わる。言い方極端ですが我々は、今の都市を放棄する時が来るんですよ。実際に今の南三陸町だとか、あるいは陸前高田市は街を放棄しましたからね。例えば博打的金融システムは放棄するとかね。そうやって原発は放棄するんだと思います。自民党は色々言っているけど、あれが動く事はないでしょう。そうやって放棄して、そうして何か作っていくんでしょうね。で、農業をやっておられる方が多いのも、非常に私は心強く思います。やはり消えて行く農家と新しく生まれて来る農家、こうやって切り替わりながら世の中は前に進んで行くんですね。

そしてある時になるとですね、皆、今までの教科書を捨ててしまうんじゃないかと思うんです。韓国なんかは悲惨でございまして、大学生の就職率がまともな会社に勤められるのが1〜2%だっていうんですね。あとは肉体労働の仕事とかになっちゃうんですって。そうなってくると捨てちゃうよね、大学受験の勉強してもしょうがないもんね。ですから日本もそんな形で、何を学べば良いか?というところがね、入れ替わってくると思います。じゃあ何を学べば良いかというと、その時に成功してる人達の真似をするようになるんです。ですから教科書を切り換えなきゃいけない、教育も全部変えなきゃいけないっていう時に、今そこで成功している人を見て、それが良いって切り替わっていくんです。ですから、今、成果を出していけば、これが良いねとサッと納得してくれます。

亡くなるという事はある意味で、ご苦労さんなんですよね。で、大変なのは生き残った方なんです。生き残った方が生きている責任ってのがあるんですね。津波の時なんて見ると一番ハッキリしますがね、津波で亡くなった方も大変なんですが、亡くなった方はね、再建の仕事はしなくていいんですよ。生き残った人が再建の仕事をするんですね。だから生き残った人の責任っていうのはね、大変なんですよ。人が生きる死ぬってそういう事ですよね。佐藤さん、とりあえずこの世では、お役御免でございまして、リラックスしておられてね、ってことだと思うんですが。逆に言うと今、生きている人達がですね、この先を、想いを継いでいかないといけないんですね。それは凄く重要な事でございますから、また皆さんそれぞれに意味を噛み締めていただいてね、頑張っていただければと思います。佐藤さんの意志を継いでね、頑張っていきましょう。


メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

私はですね佐藤さんと知り合って20年間、自分が独立してから20年経つんですけれども、やっぱり20年前に日本の役所を見て、アメリカを見て駄目だと思ったんですね。これ絶対に駄目だと、必ず行き詰まる。だから自分でやる以外方法がない、と思ってやってきた。やっぱりその通りになってきたなぁと、つくづく思っております。若い方にとってみればですね、20年何て話をするとですね、20年前まだ私生まれていたけど、まだ小学生だったという方もあるかもしれないけれども、20年なんてのはそんなに長い時間じゃないんですよ。

昭和の戦争が終わったのが昭和20年の8月15日でしょう。でも昭和の恐慌が昭和2年ですからね、その前の大正バブルが弾けたのが大正9年ですからね、25年くらい悲惨な時代が続いているんです。ですから生まれてから一回も良い事がないというのはね、結構良くある話なんです。ですから何か始まった時に、生まれた人から見れば、随分時間がかかる。だから人生っていうのは、どこで生まれたかによってですね、随分見方が違います。しかし、一つはっきり言える事は、今の自民党みたいな生き方をしていると、本当に未来が無くなるという事です。ただひたすら御身大切、家業第一、今さえ良ければ良いって事をやってたら、本当に何にも無くなっちゃうって事です。ですからこういう恐慌みたいな事というのは、ふるい落とし役を帯て来るんですね。

だから栄世栄華を誇っているように見えても、今言ったように中身が無いものは、時代の変化に決して付いていく事ができません。やはり変化っていうのは止める事は出来ないんです。我々に出来ることは変化に適応する事ですね。変化に適応するというのは、未来を自分で作るという事なんです。答えは二つに一つで、変化に流されるか、変化の中を自分で進路を決めて動いて行くか、その二つに一つなんですね。やっぱり流されるとそれは大変です。そして実際にこの20年間というのはそうやって、スピンアウトするというか、脱藩するというか、あるいは半分仕事しながら半分何かするっていうか、やっぱりそういう人達がですね、未来を作っていくんです。

次の日本の形というのは、多くの人達が言うような簡単な物ではないんじゃないかと思います。まず、津波は確実に来るでしょう。今回、茨城から北ずっと来ました。あれ、間違いなく西日本まで来るはずです。時期は分かりませんが、そう遠くないでしょう。今、太平洋どころか大西洋までプレートの活動が活発ですから、早く、津波の来るところから逃げた方が良いに決まっています。皆さんも震災の被災地へ行かれた方はお分かりだと思いますが、一瞬で何にも無くなっちゃうんですね。来る事が分かっているのに、いつまでもあそこに街を作ってやっている事そのものが問題でありまして、平地は便利だからって、そんなに便利でもないんですよ。時々ああやって波が来る訳ですから、上の方に造っておけば問題ないんですね、土地の利用を間違ったところがあるんです。


メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

私はもう、かなり前から永田町の連中とは、色々な所で付き合いがありまして、見ているんですけれども。無理ですよそりゃ、これを何とかするっていうのは。無理な理由は色々あるんですけれども、まず第一にですね、政治家のやっている仕事自身が非常に小さい仕事なんですね、今の政治家っていうのは、有権者に金配るくらいしかできないんですよ、あの人達。だから増税だけ決めて社会保障何にもできないでしょ?外交も言うだけ言って皆怒らせているだけでしょ?あれ、全部そうなんですよ。経済だってアベノミクスとか言ってみたって何にもないわけで。ですから、そういう能力に非常に大きな問題がある。しかし、その代わりが居ないんですね。

国会っていう所はお分かりだと思いますが、一人乗り込んでいってもダメなんですよ。とにかく数が揃わないとあそこはですね、委員会で質問も出来ませんし。何せ国会っていうのは、衆参合わせて7百何十人ですね。皆勝手な事言ってワーワー言ってる訳で、これをまとめるって、ちょっと普通はできない事なんですね。ですから今回、山本さんも当選されましたけれども、普通の国会議員の仕事じゃない所で頑張らないとね。普通に国会議員やって、議会で質問をしてという、それではない所で頑張らないと、なかなか展望を開けないってとこなんです。

昔、私も役所に勤めた事があるんです。経済企画庁で2年ほど職員やっておりましてですね。私がいた頃からですね、30年くらい前ですよね、あの当時から経済データー捏造しておりましたから。GDPの統計なんかですね、発表する前に自民党の幹事長のところへ相談しに行くんです。これで良いですか?って。高いの低いの言われたら、辻褄合わせるように再計算するのが我々の仕事でございましたから。あの当時からそうですから、そりゃ皆さんあんなの最初からインチキなんです。

今、政府の上の方、大企業の上の方、所謂上級管理職というのは、だいたい私の同級生なんですよ。だから絶対ダメなのが良く分かるんですよ。どうしてかと申しますとね、私が大学に入った時っていうのは、共通一次テストの第一期生なんです。共通一次テストというのは、マークシート方式で、試験をする最初が共通一次なんですね。アレは非常に面白い事なんです。正解を4つの中から一つ選べば良いんです。正解を考える物じゃない。で、正解がない場合は出題者が悪いんですね。これをですね、本当に受験勉強というか刷り込まれた世代の第一期生です。全くない何にもない真っ新のところから、正解を考えるって事をした事がない世代だと思うんです。

我々の上の世代はですね、学園紛争とかがあったんで、真剣にやってた世代なんですね、何が正しいのかを。しかし僕らの世代は学園紛争は終わってましたから、そういう事考える人いなくてですね、いかに要領よく出世するか?っていう事ですね。結局、そうやって楽に自分さえ良ければって事をやってた人達の中にも、これは違うと思った人もいた訳ね、それ皆排除されてった訳です。今、残っているのは、今、私が申し上げた事だけずっとやってた人達です。だから今、上になっている人達っていうのは、何言われても全く動じないで、改革だとか一切行わずに出世だけ考えて、そういう人達が残っているなかで、どうすれば良いかって、分かる訳ないじゃないですか、そんなの。これが本当の事なんです。正直言うと。



メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

佐藤浩二さんを偲ぶ会に参加された藤原直哉さんに、今後3年間、自民党でどうなるか、語っていただきました。

藤原でございます。私は佐藤さんとはもう20年前から存じ上げております。


自民党が衆議院、参議院勝ったという形になっていますが、もう自民党といっても昔の自民党とは全然違います。これはもう名前が自民党と言っているだけでございまして、小泉竹中時代の自民党とは全く違います。やっぱり一回野党をやっていたためにですね、二度と政権を失わないために何をすれば良いのか?国会議員を続けるために何をすれば良いのか?それが全てでございます。考えていただくと分かると思いますね、2世、3世、4世ですか、こんなの何にもできないんですよね。何にも出来ない訳ですよ。ですから何か色々言っているんですけれども、ちゃんちゃら可笑しい話で、イザとなりゃ何にも出来ないんですね、アレ。

今、色んな事が起きています、例えば放射能の事なんですけれども、は東電がいよいよ行き詰まってですね、一つはその全部資産を売っぱらっちゃって、金がもう無くなっちゃったんですよ。で、賠償も何もできなくなっちゃった。二つ目は暴力団を排除したら、誰も集まらなくなっちゃった。三つ目は、水がどんどん漏れていて、あれ、どうもアメリカが潜水艦で海底を調べて通報したんだと思うんですけれども、で、どうにもならなくなっちゃって。安倍が参っちゃって、いよいよ二進も三進も行かない所まで今、来ているんです。健康被害がご承知のとうりあちこち出て来ていますから、甲状腺の異常とかですね、脳疾患とか心疾患とか、けっこう地元の声が上がっているんですよね。「いやーやばいな」と皆思っているんですけれども、自民党も怖い話はしないという事で、その先生にお願いしてですね、何とかなるんかなぁ?と思っているんだけど、何ともならないかもしれないですね。皆で逃げ出さなきゃ行けない。

そしてもう一つ言うならば、外交が完全に破綻しちゃった訳ですね。ア メリカからも最近すごく嫌われていましてですね、会ってくれないですね、オバマがね。アメリカはもうおかしくなっていますけれども、世界の政治経済秩序が 本当に今、たかが外れた感じでバラバラになってきておりまして、ですから日本もどうしたらいいか分からない。何か色々言われてやって来た人達ですから、自民党の連中は自分で考えてやってきた人達じゃないんで、どうしようかなんて全然分からないんですね。だから行き詰まると皆黙っちゃうという、それに徹しておりまして。安倍も別に知恵がある訳でもなくて。ですからこの秋は相場もヤバイですね、外交もやばいし、何か、本当に体制の終わりだなぁと実感する時が来るんじゃないんでしょうかね。一人一人が本当にこれもう終わりなんだなと、かつて東ドイツやソビエトが終わった時と同じような感覚を持ってくんじゃないかと思うんですね。

スクリーンショット(2013-08-16 1.55.23).png

メルマガ購読・解除 ID: 275446
水素文明を産み出す士官学校ML
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ

iTunesのPodcastメニューの画面にこのアイコンをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。


2015年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31