2012年7月アーカイブ

今回は、8月11日に開催される夜会で実演する水素エネルギードライブとリチウムイオン電池について、また、シンガポールから持って来るお土産ついてです。

私は、今はシンガポールに住んでますが、もともとは神奈川県に住んでいて、2012年の東日本大震災の後に、計画停電を体験しました。うちの市では、事前に予告が入りましたが、時間になると、ぱっと電気が落ちる。そのあとは、2−3時間の間電気がつかなくなります。夜の夕食時でも、容赦なく電気が落ちるので、時間をずらすなり、懐中電灯などの明かりをつけてご飯を食べていました。こんな時に、充電電池があれば、事前に充電しておくことで、停電の間は、電池から電気を得ることが出来ます。

今回、夜会で展示されるリチウムイオン電池は、1200Whの大容量なので、2−3時間の停電には十分に対応することが出来ます。充電時間も急速充電器を使えば4時間程度なので、例えば寝る前に充電を開始すれば、朝には終わってます。バッテリーというと鉛蓄電池が有名ですが、鉛蓄電池は充電に時間がかかるので、満充電にするには半日はかかります。非常に重く、リチウムイオン電池なら13kg程度ですむものが、少なくとも100kg以上は必要になります。

夜会にもってくる土産についてですが、まず一つはビールです。色々な種類のビールを夜会に差し入れることになっています。また、お酒の飲めない人や好まない人のために、シンガポール限定品のお菓子をお土産に持って行く予定です。今のところ、『ラッフルズホテル』のチョコレート、『シンガポール高島屋』のミニゴーフル、『ザ・クッキー・ミュージアム』や『ブンガワ・ソロ』のクッキーなどが候補に挙がっています。楽しみにしていて下さい。

2012年夏のコミックマーケット82は、東京ビッグサイトで開催されます。
「流水正道」さんは8月11日土曜日。西2ホール"す"ブロック-21a
「橘研究所」さんは8月12日日曜日。東2ホール"R"ブロック-25bです。
夜会のお申し込みはブログ河野の日記「夜会の集合場所と開催場所のご案内」をご参照下さい。


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今回は佐藤さんから、現在の国際情勢について解説していただきます。

LIBORっていう、かつての日本でいう公定歩合っていうのが昔あって、そこ国のベースとなる長期国債の金利のレートってのがあるんですけど、これを不正に下げ止まらせていた事がバレて、イギリスの大手金融機関の社長とかが辞任をするという状態になっているんですけれども、その程度では済む訳ではなくて、資本主義の根幹となる部分ですね。要は信用の形成というところの大前提となるものが、このLIBORというものでございます。結局、市場経済だと、政府がコントロールできない物の一つとして、市場の動きというものがあるんですけれど、昔でいうとアダム=スミスの「神の見えざる手」といものですね。これをごく少数の関係者でいじってしまったというのが、LIBORの問題でございます。

で、これが何を意味するかというと、金利をいじってしまったが故に、本当にこの数字は正しいのか、信用して良いのだろうか?という資本主義の根本が問われるという、何百年に一回あるかないかの不祥事な訳です。そんな大問題になっているにも関わらず、オリンピックが始まっているんで、皆さん、臭いものには蓋をして、腫れ物に触らないっていう状態になっているんですが、ヨーロッパの経済危機はこれからどんどん進んで行くというのは、ほぼ確定したんではないでしょうか。

資本主義っていうのは、小手先の手術とかをやって、何とか生き長らえるってものじゃなくて、もう一旦、金融システムは一から作り直さなきゃいけないくらいまで行き詰まっている。皆様、オリンピックとか高校野球とか、見ている暇があったら、自分達が生き残るにはどうしたら良いのか?って考えたりとか、そういう事をされると良いかと思います。東京ビッグサイトでコミックマーケットっていう、世界最大級のイベントがやられています。普段ネットの向こう側にいる人達が直接お話できたりとか、相談したりとか、そういった場があるんです。そういったイベントなんかに積極的に参加するのが宜しいかと思います。

「流水正道」さんは8月11日土曜日。西2ホール"す"ブロック-21a
「橘研究所」さんは8月12日日曜日。東2ホール"R"ブロック-25bです。
また、夜会のお申し込みは、ブログ河野の日記「夜会の集合場所と開催場所のご案内」をご参照下さい。



今回は司馬さんから、8月11日のコミケ終了後の夜会で披露されるリチウムイオン電池についてご説明していただきます。

今年は記録的な豪雨や竜巻などの自然災害が多発していますが、それに伴って災害による停電も頻繁に発生するようになりました。現在の電力インフラは気候変動や地震の発生に対して非常にもろいという弱点を持っています。例えば7月中旬に発生した九州北部豪雨では1万世帯以上が停電するという被害がありました。また春先には爆弾低気圧によって東北地方で約20万世帯が停電するということもありました。このように災害時には既存の電力インフラがあてにならない、つまり、各家庭のコンセントから電気が得られない、ということが起こります。ですからリチウムイオン電池を使って各家庭で電気を貯めておく、蓄電しておくという備えが必要になるのです。

鉛蓄電池に比べて小型で軽量ですから必要な場所まで持ち運んでつかうこと比較的容易にできます。また充電時間が短いので停電に備えて短時間で充電を完了しておくこともできます。さらに、鉛蓄電池よりも短時間での大量放電が可能なので起動電力のおおきいエアコンを動かすことができますし、消費電力の大きいレントゲン装置などを使用する医療機関にも向いています。

今年の夏コミケでは、8月11日と12日に私たち秋月の仲間が出展します。
私たちのブースに訪れてくださった方々には、リチウムイオン電池の実物をお見せする機会を設けたいと考えておりますので、是非ともご来場くださるようお願いいたします。


今回はコミックマーケットに出展するフォトブックのお知らせです。

8月10日と11日のコミックマーケットでは、水素船ブルーノアのフォトブック「ゴールデンリングと希望の船」を3種類販売します。

1冊目は、ブルーノアの改造の経過の写真です。ブルーノアが海上を進んでいく姿はもちろんですが、進水式にクレーンで吊り下げられている姿や、モーター、スクリュー、メカの部分。船室の様子、船外カメラと、それをiPadで表示した画像などなど。メカニックな物が好きな方は必見です。

2冊目は、5月21日の金冠日食の写真です。この日は脱原発活動で有名な、俳優の山本太郎さんが水素船ブルーノアに乗船されました。前回の放送では、山本太郎さんの写真を使用できるかどうか、まだ不明だったのですが、無事契約がまとまりました。ブルーノアの水素エネルギードライブは、原発に替わるエネルギーとして、山本太郎さんも注目のテクノロジーです。

3冊目は、5月5日の子供の日に、子供がiPadでブルーノアを操船している写真と、6月6日の金星の太陽面通過の写真です。体力が無い人でも船の操縦ができるように配慮し、iPadのタッチパネルでブルーノアを操縦できるようにしました。これらのフォトブックは、1冊1000円、3冊購入しても3000円と、気軽に購入できるようにしております。

8月11日(土)は、西2ホール "す"ブロック21aの「流水成道」
8月12日(日)は、東2ホール "R"ブロック25bの「橘研究所」で販売いたしております。
また、11日の夜には、午後5時から8時まで夜会を開催しますので、そちらも是非ご参加ください。

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今回は、コミックマーケット82で販売される「教育における革命~実践編(前編)」の著者の、高橋さんにお話をうかがいます。

今回販売されます「教育における革命~実践編(前編)」は、「水素革命近未来~教育における革命」の続編です。前回の「教育における革命が水素文明の総論であり、ガイドブックであったのに対し、今回の「教育における革命~実践編(前編)」は各論であり、遠隔教育「秋月」の成功や失敗の事例から教育の素材を抽出したものです。

現在、日本は「脱原発デモ」が盛り上がりを見せています。今後、太陽フレアや巨大地震を考えると、次の原発災害の被害をできるだけ抑える上で重要です。しかし、だからといって原発を止めても世の中はよくなりません。原発を止めてもエネルギー危機が解決するわけではないからです。そのエネルギー危機は、中東大戦争によって引き起こされます。今、シリアの内戦が激化してますが、その次はイランです。イランもイスラエルも、それにロシアもアメリカCIAも、負けたら終わりですから、必死の戦いなのです。

日本だけのことを見ても世界はわかりません。全体構造を学んだうえで行動する必要があるのです。日本の大学を出ても4割が失業という有様です。まず、子供を教える前に大人が学ぶ必要があるのです。勉強し納得するには、現物を見るのが一番です。11日の夜には夜会を予定しており、「水素エネルギードライブ」と「リチウムイオンバッテリー」の実演を準備しております。

2012年夏のコミックマーケット82は、東京ビッグサイトで開催されます。
「流水正道」さんは8月11日土曜日。西2ホール"す"ブロック-21a
「橘研究所」さんは8月12日日曜日。東2ホール"R"ブロック-25bです。
また、夜会のお申し込みは、ブログ河野の日記「夜会の集合場所と開催場所のご案内」をご参照下さい。

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今回は河野さんから、新しく設立される法務部についてのご説明をしていただきます。

ブルーノア号を水素船ではなく、単なる電動船と評価して、詐欺師扱いしているサイトがあります。ヨットであるブルーノア号は主機を帆(セール)に、補機は電動モーターにして、水素エネルギードライブと太陽光パネルで発電した電気を、リチウムイオン電池に充電して、そこからモーターに電気を供給しています。水素エネルギードライブは、オルタネーターの代わりに船内設備や照明用に発電し、余った電気を補助の推進機用として使っています。これなら電動モーターが万が一故障しても、風さえあれば帆の力で帰ってくることができますので、安全性も認められ保険会社と船舶機構から許可が下りました。

何故保険会社と船舶機構の許可が必要かというと、保険をかけなければ、乗客を乗せる事はできないし、船検が通らなければ違法改造になってしまうからです。まだ、日本では一般化されていない、水素エネルギードライブのみを動力源とする船を作っても、安全性が確立されていないという理由で検査が通りません。セグウェイが日本の国道を走れないのと同じように、物を用意すればすぐに使えるという訳でないのです。

ブルーノア号が詐欺だと意見に対して、我々に水素エネルギードライブを提供しているドイツ企業の方に11月のパーテイーでこれは水素船だとスピーチしてもらいます。水素船である事で儲かるのは、秋月ではなく、このエネルギードライブを提供しているドイツ企業だからです。もし、これを電動船だと呼ばれたら、水素エネルギードライブは売れなくなり、ドイツ企業は実害を被る事になりますので、この度、妨害や嫌がらせに対する訓練も兼ねて、誹謗中傷を行ったサイトと裁判をする準備を進めていますので、司法書士や弁護士の方々、それら関連資格の取得や被害届の出し方といった法的手続きの実践を希望される方を募集しております。

上記の内容についてご興味をもたれた方は
8月11日、12日に東京ビッグサイトにて開催されるコミックマーケットに是非ご参加ください。
8月11日(土)「流水成道」 西2ホール "す"ブロック-21a 
8月12日(日)「橘研究所」 東2ホール "R"ブロック-25bとなっております。
11日は、午後5時から午後8時まで夜会も開きますので、そちらも是非ご参加下さい。



今回はゆとり世代の特徴について村上さんから体験談を語っていただきます。

小学校の体育の授業では、マラソン大会がなくなりました。子供に優劣を付けるのが良くない、というのが理由のようです。優劣を付けるのが良くないということで、通知表の内容も、私たちが子供の頃は、小学校の時5段階評価だったのが、今では高学年でも3段階評価、中学校では10段階評価だったのが、今では5段階評価になってしまいました。 あと、昔はクラスで順位が上の人から順番に、5、4、3、2、1と成績が付けられていました。ところが今では、中間テストや、期末テストの点数で、80点以上なら誰でも平等に5が取れるので、5をとる事はそれほど難しい事ではなくなりました。今では、「結果の平等」の為、誰でも平等に5を取る事ができます。

通知表の評価が曖昧だったり、家庭訪問が希望制になったりで、親にしてみれば、子供の学校での様子を知る機会がなくなっています。また、子供にとっても、自分が先生からどういう評価を受けているのか知る機会がなくなっているので、他者からの評価される視点が抜けており、どうやら自分を客観視する事ができないのではないでしょうか?

出社して来ると、挨拶はきちんとしますし、言われた仕事も一応こなすのですが、いわれた事だけしかしない、自分で工夫して仕事の効率を良くしようとか、先輩に助言を求めたりという事をしません。何度もアドバイスをするのですが、それでも直らず、少しキツイ言い方をすると辞めてしまいます。客先から伝言を受け取っても、自分の都合のいい様に解釈した言葉で人に伝える事が多く、後になってトラブルに繋がる事が多いのですが、本人は自分の受け取り方がおかしいと気づいていない為に、何度も同じ様な失敗を繰り返す傾向があります。

結局、社会に出てから役に立つ様な教育を受けてきていないのが原因だと思います。彼らも好き好んでゆとり教育を受けてきた訳ではないので、ある意味被害者なのですが、それでもやはり、社会に出て来る以上は、最低限のマナーや常識を身につけてからでなければ、世の中には適応できません。今後、どこの会社でも同じ様な人材が増えてくると思いますが、ゆとりを直そうとか、教育をし直そうか、そういう事は、会社に余裕があれば指導すれば良いででしょうが、そうでなければ、ゆとりとはそういうものだと、周りの人が理解して、割り切るしか無いのだと思います。


今回は高橋さんから、リチウムイオン電池を利用した輪番停電対策についてご説明していただきます。

電力不足と言っても、24時間常に足りないわけじゃありません。足りなくなる可能性があるのは、日中の電力需要のピーク時です。そこで、夜の電気をリチウムイオン電池に充電し、その電気を昼間に使うようにすれば、ピーク時の系統電力の使用量を下げる事ができます。電力使用の平準化を行うことで、需要と供給を最適化しようという方法です。輪番停電が計画されている関西電力の場合、昼の時間1kwhにつき約27円、夜間だと約8円と、夜間電力は3分の1の価格設定なので、経済的にもお得です。リチウムイオン電池は、「充電器」を介して一般家庭のコンセントから充電できますし、鉛蓄電池に比べて5分の1の重さで、寿命は10倍です。

水素エネルギードライブを持っている人はそうそういませんが、太陽光パネルを持っている人はたくさんいます。太陽光パネルとリチウムイオン電池の間に「充放電コントローラー」を取り付ければ、効率よく太陽光パネルからリチウムイオン電池に電気を蓄える事ができます。また、普段、電力会社に売電していると、パネルから直接電気を使う方法に慣れていないために、災害時や停電時などいざという時に操作がわからないということにもなりかねません、太陽光パネルで発電した電気を、自宅のリチウムイオン電池に蓄電しておけば、災害時や停電時にも使うことができます。

太陽光パネルの販売施行業者にしてみれば、太陽光パネルを売るついでに、リチウムイオン電池も売れた方が儲かります。また、太陽光パネルからリチウムイオン電池へ充電した電気は直流です。直流家電(DC家電)は、すでに12Vシガーソケットに差し込んで使うカー用品として出回っていますが、DC家電が増えれば、現在、飽和状態の家電企業にも新しい需要が見込める可能性があります。水素エネルギードライブの扱いに比べれば、リチウムイオン電池はとても簡単です。とはいってもそれなり注意が必要ですので、扱い方についての学習が必要になります。リチウムイオン電池に興味のある人は8月11日・12日のコミケに是非おいで下さい。



まず教育の問題点というのは、昭和の時代の日本から、平成の時代の今の日本と大きく社会の大前提が変わりました。終身雇用が壊れたりとか色んな社会の条件が変わってきたのにも関わらず、大学は変わったのか?というと、昭和の頃と同じように、淡々と講義をやって、研究をチョコチョコやりながら、教授同士の政治抗争に明け暮れている。結局、生徒のための大学教育ではなく、残念な事に大学の職員を食わせるために、今まで通りやっているというのが現状のようです。

じゃあ、本来教育とはどういうものなのか?と申しますと、その人が仮にどこかの会社に就職する事ができたとします。そうしたらその会社で、働いて、食べていけて、子供も養っていけて、真っ当な人生を歩める。色んなトラブルがあっても、それに対応できるといった、一生の間色んな事が必要とされる知識を得る、というのが本来の教育であったとされます。ところが今、学校を卒業しただけではとても、これからの社会で一生食っていけるか?っていう知識が得られているとは思えません

じゃあ、どうすればいいのか?ということなんですけれども、例えば明治維新の時に、教育制度を変えて教育の成果が出て来るのは、だいたい30、40年後の日露戦争に勝ったとか、日清戦争に勝ったとか、その辺りまで試行錯誤は続くわけで、まさに国家百年の計っていう言葉が適しているのが教育な訳です。今、ダメになったっていうのは、戦後50年とか60年かけて崩壊してしまったわけですから、なかなか元に戻すにも大変です。そんなわけで、大多数の人が良くなるのは40年後であっても、自分一人は何とか這いつくばってでもやろう、というガッツがある人とか、やる気がある人とか、そういった人から抜け出していけば良いと思います。

秋月の宣伝になるかもしれませんが、優秀な人とか、色んな人の教育を受ける、最先端の教育を受ける。そういった所に飛び込んで、いろいろ試行錯誤やって成功した、失敗した。次は失敗しないように教訓を残した。というのを繰り返せば、体で覚えて、かなり良いポジションを得られるのではないかと思います。要するに、教育に問題があるからこそ、新しい教育を身につけたらアドバンテージが最大になって、自分の社会的な市場価値を高める事ができると、いうふうになるチャンスでございます。



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