鉄道の歴史 ゼロ系新幹線

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今回は宇藤さんから新幹線が開通するまでの技術面でのお話をしていただきました。

島秀雄は、敗色の色が濃い対戦末期に将来の鉄道発展を見越し、誰も手がけていない長距離かつ高速運転に耐えうる「分散型動力電車」の基礎設計を開始しました新幹線での移動が当たり前になった今にして思うと、この時点で分散動力型電車に着目していたのは非常に先見性があったと感じます。

新幹線は、東京〜大阪間、約500kmを3時間で結ぶというのが設計コンセプトでした。そのため平均時速は単純計算で167km/hで走行する必要がありました。昭和39年にゼロ系新幹線は国際標準軌間を採用、車体の幅は他国の標準機の車両よりも大きく、16両編成の動力分散型で全ての車両にモーターがついており、最高速度は210km/hを出す事ができました。

しかし、そこで採用された技術は、全て既存の実績のあるものだけを組み合わせて実現したという点に注目する必要があります。

現在の日本にも素晴らしい技術はたくさん在るのでしょうが、企業や組織の枠にとらわれてしまい、各自バラバラに研究開発を行い統合されていません。今在る技術を生かす為には、枠にとらわれずに全体を見て、それぞれの良い所を活用しなければならないでしょう。

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