鉄道の歴史 狭軌と標準軌

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今回は台湾新幹線を乗りに行くことを表明している宇藤さんに、日本の鉄道の歴史をご説明していただきました。

日本の鉄道は、明治5年の10月14日に、新橋〜横浜間に英国人技師の指導のもとに施設され、営業を開始したのですが、この際の鉄道レール幅は1067mm、3.6フィートの「狭軌」でした。一方、当時の世界各国はすでに1435mm、4.85フィートが標準となっており「国際標準軌」が圧倒的に主流でした。なぜ、日本は最初に国際標準軌を採用しなかったのか?それは敷設の責任者であった大隈重信が独断で決定したためです。

日本が採用した狭軌は、南アフリカ(ケープ植民地)、奥地にある金山、ダイヤモンド鉱山から鉱石を輸送する際や、蘭印のプランテーションでの輸送など特殊な事情がある代物でした。狭軌が狭いと車両の大きさが小さくなり、機関車の馬力が小さくなります。最高速度も遅く、しかも一度に運べる量が少ないなど、当然ながら、実際に敷設を進めて行く上で、問題になっていったのは言うまでもありません。

携帯電話がガラパゴス状態なのだと思っていたら、日本の規格のガラパゴス化は最近に始まったものではなく、どうやら戦前からの伝統みたいですね。規格が世界と異なっていれば、どれだけ技術が優れていても、海外に売り出すことはできません。日本人は品質や安全性には気を使うようですが、規格の統一化までは気が回っていないようですね。

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