2010年9月アーカイブ

前回のオバマ政権誕生に引き続き、今回も水素文明の大戦略をお伝えします。

峯山さんがなぜ水素船を作ろうとしたのか?というと、日本は島国ですので、生活に必要な食料やエネルギーを海外から輸入しなければなりません。何を使って輸入しているのか?といえば、もちろん船で輸入しています。今後石油の減耗が進み、船の燃料が枯渇する事態に陥れば、石油を動力源とする船しか持たない日本は、飢えて死んでしまう事になります。ですから水素を動力源とする船を造り、日本の将来の危機に備えておく必要があったのです。つまり峯山さんが行おうとしていた水素船の建造は、日本にとっての生命線となるハズの政策でした。

もし、水素船を作らなければ明治時代のように、石炭を燃料とするペリーの黒船時代に逆戻りです。
しかも、アジアにおける日本のライバル、お隣の中国は石炭の名産地で、中国の石炭は今後200年は保つだろうと言われています。つまり水素文明へ移行せずに、石炭文明に戻ってしまえば日本の敗北は確定します。そうならない為にも、日本は絶対に水素船を作る必要がありました。ですから峯山さんは水素文明を多くの人に知ってもらい、そして実現する為に政治家を志したのです。

今回は、秋月メンバー以外の連山読者の方のために、水素文明の戦略をご説明します。

ブログは一般的に文字情報(活字)で表現しますので、Googleなどで検索されます。しかし、どれだけ優れた検索エンジンでも音声ファイルの中身までは調べる事が出来ないので、オーディオブックで何を語っても、エシュロンにバレる事はありません。その特性を生かして、ブログにはちょっと書けないような裏話や、水素文明の戦略を放送いたします。

今まで連山を読んで来たし、秋月に興味もあるけれども、実際に何をしているのか良く分からないので協力できない、という方も大勢いらっしゃると思います。ですから、今回からシリーズで数回にわたり、水素文明設立のために、今まで何をしてきたか、そしてこれから何を行うのか説明します。そして水素文明の時代なのだという事を、皆さんにお伝えします。

まずは、「想月」さんの「秋月戦記」と同様にオバマ政権誕生までです。なお、このシリーズ使用するオープニング曲は「電脳音楽隊」が作成してものです。現在メンバー募集を行っておりますので、やる気のある方、興味を持たれた方はコメントをよろしくお願いします。

今回のゲストも引き続き「兵隊よりも士官になろう」の佐藤さんです。

フランス革命の例でいうと、テルミドールの反動でロベスピエールが失脚した後、勝ったテルミドール派はお金持ちと手を組んで、ロベスピエールを支持していた連中を粛正しました。勝った方は負けた方が復活して自分達を脅かさないように徹底手的に弾圧します。冷や飯を食わされるならまだしも、選挙に公認しないとか、ライバルを立てられるとか、露骨な選挙妨害のような感じに出てくると予想されます。

ですから、今回選挙に負けた小沢一郎は、引退して岩手県に引っ込んでいただくのが彼のためです。最年少で自民党の幹事長に就任し、冷戦の頃からずっと政治の表とか裏とかを知っていますから、是非とも回顧録を何冊も書いていただいて、後世の為に日本の権力闘争の歴史とかをどんどん書いていただいて、後世の歴史家にデーターを提供していただきたいと思います。

その事が小沢一郎憎っくきという、菅直人とか仙谷官房長官とかの粛正から逃れる唯一の方法だと思います。今回、選挙に負けたのですから民主党を引っ掻き回すような事はしないで、潔く引退して岩手県に引っ込んで隠居していただき、ロッキード事件で失脚した田中角栄みたいな感じで、今後の政治家を教育するとか、そういう事に活躍していただきたいと思います。

今回のゲストは民主党代表選挙が始まる前から、小沢一郎の敗北を予想していた「兵隊よりも士官になろう」の執筆者である佐藤さんです。

民主党内部というのは、フランス革命に出て来るジャコバン派のようなリベラルな人達だそうです。菅直人は権力集中で、フランス革命政権に非常に近い性格を持っています。フランス革命で何が起こったかというと、新しい政府が出来て、憲法が出来て、国会議員が何度も選挙で変わって、右に行ったり、左に行ったり、時にはライバルをギロチンで粛正したりとか、内部クーデターを起こしたりとか、そういう歴史を繰り返していました。恐らく日本もフランス革命のように、ある時は過激な右、ある時はもっと過激な左と、右に左に振り子が動くように翻弄されるそうです。

ジャコバン派ではギロチンや恐怖政治を進めたロベスピエールが勝ちましが、まずは右のダントンを、そして次は左のエーベルを、というように権力闘争に翻弄する訳ですね。そんな訳で今後菅直人政権は、内部抗争に発展するだろうという未来が見えて来きます。歴史に教訓を求めれば未来が分かる、といった感じになってきますね。

前回に引き続き、「水素文明への転換」の佐藤さんに、NYダウの大暴落のお話をしていただきました。

2008年のリーマンショックの後、NYダウは10月5日から10日にかけて、一週間で18%も下落しました。これはNYダウ史上、一週間として最大の下落幅で、ブラックウィークと呼ばれています。今年の10月にも、そういうモノがもう一回やってくるだろうと思われます。

前回の2008年の暴落の時は、アメリカやヨーロッパの金融がガタガタになったため、世界各国が緊急に集まって、自分達の中央銀行でマネーを刷りまくるという、今まで禁じ手と言われてきた事を惜しみなく行い、国の信用をもってやっとの事で食い止めました。

しかし、それと引き換えに、世界各国の財政が悪化しています。そんな状態で100兆円、200兆円出しますと言って、誰が信用するのか?という事で、落ちるところまで落ちていくだろうというのが、今度の10月の大暴落の展開になるはずです。

参考になるパターンとして、1929年の大恐慌の時の大暴落は、アメリカ政府は金融に関与してはならない、という建前がまだ通用していましたので、政府は何もせず10分の1くらいまで落ちてからやっと、ニューディール政策や失業対策をやりだしました。

今回の大暴落の場合は、放ったらかしたくないんだけれども、政府の力が全然及ばなくて、市場の力が強いから落ちるところまで落ちるしかなく、10分の1までは行かなくても、5分の1とか、6分の1まで落ちてもおかしくないというのが、歴史からみた教訓だそうです。

今回は「水素文明への転換」の佐藤さんに時事解説をしていただきました。

民主党の党首選挙は小沢一郎が有利と言われていますが世論の動きに敏感な新人議員や地方議員は、自分の地位を維持するために、小沢一郎に投票したくても地元の選挙区の声を無視出来ません。また、それ以外のサポーター票は、中国、ロシア、アメリカ、既得権益者、労働組合、日教組、在日など、色々な思惑が重なった多数決となります。最終的には菅直人が勝つと予想されています。

今まで小沢一郎を支持してきたイギリスですが、財政破綻寸前ですので、今回は極東の国にお金を与える事は出来ないでしょう。北朝鮮は朝鮮学校無償化の空証文をチラつかされているので管直人に屈すると思われます。中国管直人と小沢一郎のどちらが操り易いか?と考えた場合、菅直人を選ぶと思われます。小沢は韓国の支持をとりつけているみたいですが、韓国は勝ち馬につくという行動をとりますので、仲間だと思っていたら後ろからブッスリやられるでしょう。

小沢一郎は最近、死ぬ気で頑張ります、政治生命を懸けます、と言っています。何故ならば、民主党の党首選挙は公職選挙法の範疇に含まれない選挙です。ですから、強迫、買収、何でもありです。この選挙で負けた方は、本当に政治生命が絶たれますのでお互いが必死です。負けたら党を出て行くか、残っても干されるか、辞任して他の人に任せるか、この3つしか選択肢はないでしょう。

今回は「新しい世界へ」さんによる、翻訳ボランティアの募集です。

日本人と結婚している外国人の方や、大学生の時に海外留学をされていた方、仕事で外国語を使用していたけれど、現在専業主婦になっている方、外国語教室に通い、将来のために勉強されている方など、年齢や経験は問わず、やる気のある方に参加していただきたいと思います。英語のみならず、中国語、スランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語など、どこの国の言語の方でもかまいません。

世界的に重要な事が日本で行われていても、日本のマスコミが海外に弱いので、それを情報発信できていません。ですからインターネット上の辞書であり、世界中の人が利用しているウィキペディアに登録する事により、それを見た海外の人達に水素文明に興味を持ってもらいたと考えております。石油減耗対策を取るためには、日本だけではなく海外の多くの人にも、水素文明の存在に気づいてもらい、協力を募るためです。

秋月に入会するのとは違い、基本的には翻訳だけですので、必ずしもMacを用意する必要はありません。SkypeやGoogletalkで指導もできます。是非、この機会に翻訳ボランティアにご参加下さい。



今回は電脳音楽隊のウォンバットさんからお知らせです、隊員を募集されます。


音楽、イラスト、Flash、アニメ、ドラマを作るクリエーターの募集です。VOCALOIDを扱える方も募集です。学歴も職歴も一切不問です。日本はまだ、絶対的危機までは、5年ありますので、今なら間に合います。

自分達の弛まざる努力と学習によって、良い成果をあげて、しかも会社など、
いずれ崩壊する組織とは違う人脈を作りながら、プロジェクトを進めます。5年後に訪れる混乱期にも、この人脈が命を救うのです。逆に何も動かなかった者は、予定通り仕事からも公的支援からも阻害され、破滅していきます。

不遇なタイミングで時を過ごしてきた団塊ジュニア世代にとっては、もはや、これが最後の起死回生の最後のチャンスです。電脳音楽隊に協力していただける方は、ブログにコメントをお願いします。

今回は陸戦隊の宇藤さんに、気候変動による食料不足の問題について、ご説明していただきました。

気候変動よる食料不足は都市部ではなく、農作物を栽培している地域で発生します。これは農業国や穀倉地帯は農作物しか売る物が無く、また、食料を輸出するルートはあっても、輸入するルートが普段から確保されていないためです。

都市部では普段から食料を輸入に頼っていますので、いくつもの輸入ルートが確保されています。ですから、どこかの農業地域が気候変動により生産力が低下しても、他の地域から食料を輸入すれば良いので、都市部では通常、食料不足に陥る事は有りません。

気候変動の時代には、食料自給率が高いか低いかだけではなく、食料を輸出入するルートが複数確保されているかどうかが重要です。ただし海外から食料を輸入する事になりますので、石油の枯渇が進み、エネルギー価格が上昇します。


iTunesのPodcastメニューの画面にこのアイコンをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。


2015年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31