2009年10月アーカイブ

これまでリスク回避で生き延びてきたTV文化人は、
この未曾有の危機への対処法として、
西欧あるいは江戸時代を持ってくるしか能がない。
では、現在の1億2,000万という人口を江戸時代の人口3,000万人にまで戻せるのか。
誰もこの状況に対する対処法を提案できないのだ。
なぜなら今回の危機はこれまで世界をリードしてきた炭素文明自体
の危機だからである。とうてい小手先の対応で何とかなるようなレベルのものではない。
新しい文明のプランを提案できるようでなければとても対応できないのだ。

出典:秋月便り 教育における革命

日本の人口は現在の石油文明で1億2000万人、明治時代の石炭文明で8000万人、江戸時代では3000万人となります。江戸時代はエコロジーな文明のイメージがありますが、それは資源が乏しかったからこそエコロジーだった訳で、それなりの資源しかなければそれなりの人口しか保てません。ですから石油や石炭などの化石燃料が使えなくなった場合、日本は現在の人口を保っていく事はできないでしょう。石油が枯渇すれば海外からの食料の輸入、農業機械やビニールハウス使った農業、生産した食料の輸送ができなくなるので、もしそうなれば、貧しい人や弱い人から順番に生き残れなくなるでしょう。

石油が高騰すればそれに変わるエネルギーが必要なので、国内に残された炭鉱の価値は上がるはずなのですが、財政破綻した夕張市の炭鉱の多くが閉山されたままです。夕張市の炭鉱は国内第一の規模と炭質を誇っていましたので、石油が高騰すれば真っ先に再開発が行われてもおかしくないと思うのですが、せっかくの資源を有効活用するどころか、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地になっています。もし夕張市が高レベル放射性廃棄物の処分場となれば炭鉱を核のゴミで覆う事になり、イザ石炭が必要になったとしても掘り出す事ができなくなるでしょう。石炭が採掘できなくなって喜ぶのは原発利権です、もし火力発電ができなくなれば、原発で永久的に利権の確保ができるからです。

もちろん石油だけではなく石炭もいずれは掘り尽くすでしょうから、日本は次のエネルギーへの移行を目指さなくてはなりません。もし、それが間に合わなければ江戸時代の人口まで削減されてしまうでしょう。残された石油や石炭を上手に活用しつつ、水素文明を作る事ができれば多くの参加者が生き残る事ができますし、協力者が多ければ多いほど、スムーズに文明が移行される事になります。化石燃料が枯渇する直前になってから慌てて対応するよりも、少しでも余裕があるうちに新しい文明を作る準備を進めましょう。

関川 拝
詳細は本文を読んで頂ければ判りますがハードウェアの普及より
ソフトウェアの普及に時間がかかります。
パソコンの性能を10倍にする事はできても、
その機能活用を10倍にすることは困難です。
例えばアフリカのハドサ族は食物獲得に費やす平均時間は2時間以下です。
業務の内容が事務作業で多くの作業をパソコンで行っている場合、
パソコンの機能活用が10倍になれば8時間の1日労働は48分で終る事になります。
しかし、人間世界ではそうはなっていません。
パソコンの性能が向上してもソフトウェアである運用が追いつけないのです。
狩猟採取民族の平均労働時間は3時間から4時間です。
残りの時間は遊んで暮らしています。

出典:秋月便り 教育における革命

狩猟採取民族の平均労働時間が3時間から4時間というのは羨ましいですね。現代社会の正社員は1日8時間は働いていますので、現代人の半分位しか労働に時間をかけていない事になります。狩猟採取の生活では食べていけるだけの食料を収穫すれば、どれだけ時間が短くでもそこで仕事は終了なのでしょう。獲物を乱獲し過ぎると生態系がおかしくなりますし、第一人間が食べる事のできる食料の量はある程度決まっていますので、必要以上に蓄える必要もないのでしょう。環境に優しく持続可能な生活をしているといえますね。

ところが現代の資本主義社会では、仕事の効率を上げて8時間の仕事が4時間に短縮されたとしても、その分だけ早く家に帰れる訳ではありません。今まで8時間かかった仕事が4時間で済むのなら、生産量を2倍に増やそうと考えるからです。生産効率を上げた分だけ生産量が増えるので、大量生産、大量消費、大量廃棄となります、パソコンを作っている会社は儲かりますが、パソコンを使っている人は仕事の量が増えるだけなので、生活は豊かにならないようです。結果的に供給過剰となり仕事を奪い合いになります。資源の無駄が多く永続制はありません。

今までは資本主義の経済システムで何とか上手くやってきましたが、今はもう限界が見えてきています。長時間労働により体を壊す人がいる反面、全く職に就く事ができない人も出ています。現在の貧困率は7人に一人ですが、今の経済システムが続く限りは、ますます貧困率も上昇し失業者が溢れるでしょう。

小手先の改善ではなく産業構造を根本的に見直す必要がありますが、新しい産業構造を作ったとしても、ソフトウェアである運用が追いつけません。自動車だけ作っても教習所で学ぶ人がいなければ運転できないという事です、ですから早めに学習を行い慣れる事が重要になります。何事も慣れるまでは大変ですが、身につけてしまえば便利になるものです。

人が苦労をしてまでなぜ努力をするのか?それは努力をしなければ後々になってから本当に苦労をするからです。苦手な勉強をするのは誰でも嫌な事ですし大変な苦労しますが、苦労の後に明るい未来があると思えば人は努力できます。持続不可能な経済システムを先延ばしにするよりも、自ら進んで持続可能な経済システムに参加する為の学習を始めましょう。

関川 拝
現在「Age Messe」のmikiさんとWindows「秋月」の初期講習を行っております。GoogleトークのTV電話は1対1の個別指導なので、相手に合わせて臨機応変に対応する必要がありますね。自分が理解するのに苦労した部分を人に指導する時は、できるだけ丁寧に教えようと思っていたのですが、実際に指導を始めてみると個人差がある事に気づかされます。私がなかなか覚える事ができなかった部分を、mikiさんは教える前から理解してくれたり、またその逆もあります。指導する順番やポイントを自分なりに考えておいたのですが、やはり人間が相手ですので、全くその通りという訳にはいきませんでした。

コミュニケーションや人とのネットワークの重要性といった部分は、女性の方が理解が早いのかもしれません。でもサイバーキャッシュの話は経済の話にも触れますから、少し理解するのが難しみたいです。難しい話を分かりやすく説明する能力が必要になるので、教わる側だけではなく、教える側の勉強にもなりますね。私が一方的に説明するだけではなく、当然mikiさんからも質問が出ますから、マニュアル一辺倒の指導では勤まらず、説明の仕方に工夫が必要になります。教える事よりも理解してもらう事が重要ですので、指導員のコミュニケーション能力も大切だと感じました。

今までMacのiChatを使ってTV会議を行ってきましたから、指導をする私もGoogleトークのTV電話には慣れていなかったので、mikiさんに協力をしてもらい色々と実験をしてみました。GoogleトークのTV電話は2名までしか参加できないので、1対1でのTV電話を始めた場合、そのチャットには新たに参加人数を増やす事はできません。しかし文字チャットならば新たに別窓を作る事が可能なので、複数の人とも文字チャットで会話が可能になります。

1、AさんとBさんがTV電話中でも、AさんはCさんと別窓で文字チャットが可能。
2、AさんとBさんがTV電話中ならば、AさんはCさんと別窓でTV電話は不可能。
3、AさんとBさんがTV電話中の窓には、Cさんを招待する事はできない。

GoogleトークのTV電話を使って複数の人と相談をする場合は以下のようになりそうです。

AさんがBさんとTV電話を行い、CさんがDさんとTV電話を行う。そしてAさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人で同時参加が可能な文字チャットを別窓で作り、そこで全員そろって相談を行う。MacのTV会議に比べると少々ややこしくなりますが、工夫しだいでGoogleトークのTV電話でも情報交換の幅が広がりますので、これから参加される方には是非とも活用してもらえればと思います。

Windows「秋月」の生徒は初期講習の卒業カリキュラムを終えれば、今度は自分が教師となり生徒を指導することができるので、教師としての仕事を得る事になります。私がmikiさんに指導をして、mikiさんはまた次の人に指導をする。それを繰り返す事により水素文明は拡大します。書籍版の「教育における革命」が書店に並んだり、恐慌が進んで生活に困る人が増えれば、新経済システムに参加しようと思う人は今後も増えるでしょう。ハードウェアの普及よりもソフトウェアの普及には時間がかかります。Windows「秋月」の指導は1対1でしか行えませんので、生徒の数に合うだけの教師が必要になります。参加人数に追いつくだけの指導員を確保しなければなりませんので、やる気のある人はどんどん参加しましょう。

関川 拝
サンクリ45の前夜祭や後夜祭のように直接顔を合わせて話をすれば、美味しい物を食べたり、キレイな景色を眺めたりする事ができます。でも、遠距離の移動には時間とお金が必要なので頻繁に行うのは大変です。それに比べてTV会議は、自宅のモニターに向かうだけで他県の方と相談をする事ができるので、直接会って話をするよりも時間とお金の効率が良いです。終電の時刻やチケットの予約などの心配もいらないので、比較的気軽に行えます。

今まではMacのPCのみでTV会議を行ってきましたが、これからはカメラとマイクを取り付ける事により、WindowsでもTV電話を行う事ができるようになります。TV会議とTV電話の違いは、一度に複数で話合えるのがTV会議で、1対1で話をするのがTV電話です。TV会議の方が一度に4人で話し合えるので便利ですが、PCをMacに買い替える必要があるので参加できる人が限られていました。WindowsのTV電話は1対1でしか話ができませんが、カメラとマイクを用意するだけですので、今まで予算の都合がつかなかった人でもWindowsで参加できます。

一人では解決できない事でも、誰かと相談すれば解決できる事がたくさんあります。人は一人で生きている訳ではありません、お互いがお互いに依存しています。ですから困った時には一人で悩まず人に相談しましょう、相談できる相手がいなければ今から作りましょう。人には必ず差異があるので、貴方の知識や技術は必ず誰かの役に立ちます。そうしてお互いに助け合える仲間を増やしていけば、世の中に暗いニュースが多少増えても、明るい気持ちを忘れずに生きて行く事ができます。

普段から貴方の身近にいる人は、比較的貴方に似ている人達です。貴方に解決できない問題は、貴方に似ている人も解決できない場合が多いです。しかし、普段は貴方と接点のない人は、貴方とは異なる知識や技能を身につけている場合が多いですし、貴方の知らない情報を持っています。身近な人に相談しても解決しない問題は、普段あまり接していない人に相談した方が良いでしょう。電脳空間ならば移動の手間がないので、自宅に居ながら住む地方も、職業も、学歴や専門知識も、年齢も、貴方とは異なる人達に相談できますから、きっと貴方の悩みに役に立ちます。

インフルエンザが流行してからマスクを買おうと思っても、一斉に買いに来られてもすぐに売り切れてしまいお店は対応できません。それと同じように、生活が苦しくなった頃に遠隔教育に参加しようとしても、一斉に入会されては指導しきれません。何事も事前に準備しておけば、後々苦労をしなくても済みます。夏休み終了の3日前になってから宿題を始めても間に合わないのと同じです、ですから少しでも余裕の有るうちに早めに始めましょう。

関川 拝

サンクリ45

| コメント(2) | トラックバック(0)
教育における革命は既に購入済みでしたが、連山読者の方々との交流を深めようと思い、私もサンクリ45に参加してきました。前回のコミティアで慣れたと思っていたのですが、同人誌即売会にも色々あるんですね。サンクリは男性向けゲームやアニメが中心で、残念ながら私の趣味にはチョット合わなかったです。コミティアの方がジャンルが豊富だったので、あちこち見て回る事ができて楽しかったですね。初めてこういうイベントへ参加される方は、コミティアの方が良いかもしてません。

今回は少しだけですが橘研究所のブースを訪れて下さった方に、書籍や携帯サイトの説明をさせていただきました。ブログを書いたり御蔵に参加している時には必要のない能力なので、自分でも気づきませんでしたが、私は結構セールストークが上手みたいです。電脳空間にいると頭の良い人や、PCの得意な人など、他の人の長所ばかりが目につきます。でも頭が良くても物売りが上手だとは限りませんし、人前で話をするのが苦手かもしれません。人にはそれぞれ差異が在るので、多様性が必要なのだと実感できる良い機会でした。

後夜祭はサンシャイン60の展望台のカフェで行いました。途中のエレベーターの脇には日本語の他に、中国語と韓国語のパンフレットが置いてあり、展望台の観光案内も中国語が目立ちます。私の頭の中では外国語といえば英語のイメージだったのですが、池袋は中国語だらけですね、時代の変化を感じました。そういえば前回のコミティアの帰りには韓国人に道を尋ねられましたし、これからの東京は中国人と韓国人の割合が増えていくのでしょうか?「日本は日本人だけのものじゃない」近い将来、本当にそうなってしまうかもしれません。

都会の夜景を眺める機会がほとんどないので、展望台から眺める夜景には少し感動しました。でも、このネオンに使われている電気は、新潟や福島の原子力発電所から送られてきた物なんですよね、そう思うと残念ながらロマンティックな気分にはなれません。しかも原子力発電所から東京へ届くまでに相当の送電ロスがあるそうです。危険なだけではなく効率も良くない発電システムだと知り、おもわず溜息が出てしまいます。何時か大きな地震が発生して原発災害が発生すると思うと、原発を抱えている県民としては、都会の夜景の為に貧乏くじを引かされている気分になってしまい悔しいですね。

後夜祭などに参加する時には名刺を用意しましょう、スムーズに自己紹介ができますし、礼儀正しい人だなぁと感じます。前回のコミティアと合わせてたくさんのブログ衆の方から名刺をいただきました、皆さんありがとうございます。今回で2回目なのに手ぶらで参加した私は迂闊でした、次回はちゃんと用意しようと思います。TV会議で顔を合わせている人は一目で分かりますが、ブログ衆ではない一般の連山読者の方と接する際には、相手もこちらが誰なのか分からないハズなので、名刺を用意しておいた方が話しやすいと思います。自分のブログやG-mailアドレスなどを記載しておけば、訪問されやすくなるでしょう。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。真面目な話の中にも笑いが有り、参加して良かったと思える後夜祭になりました。今回、席が離れていて話ができなかった方は、また次回のイベントの時によろしくお願いします。

関川 拝