ゼンマイ式自動車

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石油を使わない時代の自家用車、皆さんはどうなっていると思いますか?私はてっきり電気自動車、もしくは水素自動車になるものだとばかり思っていましたが、まさかゼンマイ式自動車だったとは。確かにこれならエコロジーですし、エネルギーの心配をする必要もありません、本当にすごい発想です。

さて、このゼンマイ式自動車ですが、日本の自動車メーカーが開発している訳ではありません。かといって水素文明で使用する目的で開発している物でもありません。これは私がコミティア89に参加して、そこで出会ったサークル「小説清野堂」さんの作品「Spritour」に登場する完全無公害車両です。

この小説のすごい所はインフラ確保の手段、つまり今で言うガソリンスタンド、小説内ではゼンマイ巻き上げ機が登場するのですが、これに自然エネルギーを利用している所です。ただ単に動力源がゼンマイ式というだけではなく、ゼンマイ巻き上げ機のインフラ確保の手段として水車や風車を使用しています。自然エネルギーをフル活用!なんだか水素文明を連想しませんか?思わず実物に乗ってみたくなりますね。

詳しい内容は作者さんのページをご覧下さい。こちらです。ちなみに私が購入したのは小説ではなく「Spritour」の設定資料集です。スプリツアー普及の歴史が載っていますので、これが有るとイメージが膨らみます。

このサークルさんは他にも「ロケット打ち上げ見学記」なども書かれていました。これもナカナカ興味深かったのですね、実際に作者の方がロケットの打ち上げを見学して書かれています。本の中身は旅行記のような物ではなく、ロケットの詳しい説明など少々難しい内容になっていました、理系の方なら楽しく読めると思います。

正直、参加する前は興味のあるサークルなんて見つかるのかな?と思っていましたが、意外と見つかるものなんですね。まんが以外にも文章や評論や歴史やグッズなどのジャンルもありましたので、あちこち見てまわればきっと気に入った作品に出会えると思います。ガイドブックを見て決めるよりも、実際に作品を手にとって直接サークルの人とお話をした方が、良い作品に巡り会う気がしました。

今回、一度参加する事で場の雰囲気に慣れましたから、次回からはもう少し要領よく動ける気がします。商品を買いに行くだけの場ではなく、参加者の方々とお話しをしたり交流する場なんですね。こういう場では自分から動いた方が楽しめますから、皆さん積極的に行動しましょう。東京ビッグサイトへ行くのも初めてでしたし、イベント自体も初参加でしたので貴重な体験が多かったですね。たくさんの方と交流する事ができて楽しい時間が過ごせました。

関川 拝

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